NZのスーパーで手に入るおいしいこだわりおやつ

薬膳の勉強をしていた身としては、こういうお菓子は食べない方がいいのですが、どうしても食べたくなってしまうのが人の性…ドライフルーツなどを使用した罪悪感ゼロのお菓子もありますが、普通のお菓子を買うときはなるべくこういった点から選んで買います。

 

・原材料が少なくシンプル

・ローカル、国産の材料を使っている

・少しで満足できるクオリティの高さ

 

更に言えばオーガニックやフェアトレードなどもあげられますが、一番はやはり「原材料」。甘味はシンプルに砂糖、もしくは蜂蜜やアガベシロップ、デーツなどで付けられているもの以外は極力避けています。ここがシンプルであればその他気にしたい油分もクリアできる可能性が高いです。

 

砂糖は2015年にWHOから1日25gまでを目指すよう指針が出ています。この砂糖というのは甘いおやつやジュースだけでなく、加工食品にも大量に含まれているのでご注意を!

 

 4 MARCH 2015 ¦ GENEVA - A new WHO guideline recommends adults and children reduce their daily intake of free sugars to less than 10% of their total energy intake. A further reduction to below 5% or roughly 25 grams (6 teaspoons) per day would provide additional health benefits. 

WHO | WHO calls on countries to reduce sugars intake among adults and children

 

余談ですが、元デザイナー(食品バイヤー)として「パッケージがかわいい、きれい」は基本としていますので、お土産の参考にもどうぞ!

 

 

 

 

 

chocolate

お菓子の中でもチョコレートは王様級。わたしも大のチョコレート好きです。美容、健康面ではチョコレートはNGと言われますが、やはり砂糖が大半を占めているようなチョコレートは避けています。 

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上左:Wellington Chocolate Factory…New Worldで取り扱い店舗あり。ペルーカカオ70%がシンプルで最高においしいです。

上右:BENNETTO…スーパーでもfarroのような高級スーパーでしか見たことがないですが、箔押しのクラス感のあるチョコはお土産にも。

中左:Whittaker’s artisan/destinations collection…どこにでもある最強の味方。自分の好みを発見するのが楽しいラインナップ。ホワイトチョコ×コロンビアマンゴー+パッションフルーツはコーヒーと最強に合いました。

中右:Donovans…残念ながらこのバータイプはほとんど見かけることがありませんが、チリライムはわたしにチリ入りチョコのおいしさを教えてくれた初めてのチョコです。

下:trade aid…New Worldで取り扱い店舗もあり。NZのフェアトレードの会社です。シンプルなグラフィックのコンポスタブルパッケージが今っぽさ抜群。ラズベリーとダーク(70%)がお気に入りです。

わたしは70%前後の酸味があるフルーティなチョコレートが好きなので、味は参考程度で。

 

 

 snack

ポテトチップスやクッキーはどこでも買えますが、ちょっと原材料にこだわりたい、という思いもNZで叶えるのは簡単です。

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左上:Serious Popcorn…パッケージも材料もシンプルでクール。更にオーガニック!

左下:I Love Baking…子持ちのママふたりが始めたというこのクッキー。材料がシンプルなだけでなく、甘味の一部をデーツピューレで置き換えて作っています。

右上・中:Proper Crisps…ポテトチップスがひしめき合う棚で、一番高いけど一番おいしいと感じた本当にシンプルなもの。じゃがいも以外のシリーズもおいしい。

右下:Cookie Time…言わずもがなですが、一応。同様のシンプルなクッキーとしては、Mrs.Higginsも大手です。 

 

 

 What else?

お菓子ではないのですが、NZはピーナッツバターコーナーがとても充実しています!それも「砂糖なし」のピーナッツバターは当たり前。砂糖は入っておらず、甘く食べたい時は蜂蜜をかけています。

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有名どころで言えばpic’sですが、FIX&FOGG(下ふたつ)のピーナッツバターは変り種が多くて楽しい!パッケージもシンプルでかっこいいので、あえてパントリーに入れないのもありかも。そしてBurgen(上)はNZでお気に入りのパンのひとつなのですが、種や雑穀が入ったパンにピーナッツバターを塗ると腹持ちがよく、おやつ代わりにもぴったりです。

摂りすぎはNGですが、ナッツ類の脂質は良質。安いスナックの変な脂質を摂ってしまうより、プロテインと良質な脂質に富んだピーナッツバターに切り替えるのもあり。朝ごはんだけでなくおやつや料理にも役立ちます!

 

NZでは健康志向の方も多く、地域のスーパーや個人商店でも気軽にこういったものが手に入ります。値段の高いものが多いですが、安いものをたくさん食べるより、高くてもこだわって作られたものを少し食べる、というのが賢いお菓子の食べ方かなと思っています。